がん診療のカギを握るRNA-Seq解析

日本では年間で約15万人の方が、何かしらのがんを罹患されていることが厚生労働省の調査で明らかとなりました。

この人数は1990年代以前の約1.4倍となっており、特に40代の働き盛りの方に多い傾向です。

大腸から胃・膵臓などの部位のガンが多く、政府と厚労省では2010年から特定検診を全国民に義務付けて、早期発見と治療を推奨されるようになりました。

以前は腫瘍マーカーという血液検査で発見をするのが基本でしたが、どの部位で悪性腫瘍があるのかまでは見つけることができませんでした。

その後、精密健診へとステップを進めないといけないため、早期発見ができないのがネックだったわけです。

2015年、神戸に拠点を構える理化学研究所では新しいがん診療の解析として、RNA-Seq解析を確立させました。

当初はまだ臨床現場では活用をされていませんでしたが、2020年以降は大学病院はもちろんのこと、特定検診でも実施をされています。

2019年に東京都で設立をされた株式会社理研ジェネシスが委託業務を担っており、全国エリアに対応した受注を実施されているところです。

日本の医療に光を与えるというコンセプトを掲げられており、年間で約15万件以上もの受注実績を記録されています。

RNA-Seq解析は微量の血液のみで診断を下すことができ、今現在どの箇所に悪性腫瘍があるのかをピンポイントで知ることも可能です。

負担の掛からない解析で、短時間で結果を得られます。

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